小樽市

小樽市(おたるし)は日本の北海道にある港湾都市です。日本海に面した場所に位置し、札幌市にも近いことから、食べ物や歴史的な建築物、そして商店などを目的とする旅行者が訪れる都市です。
知る
[編集]札幌市から30 kmほど西に位置する小樽市は日本海に面する港湾都市で、明治時代に作られた日本における初期の近代建築物と運河を持ちます。ほとんどの魅力的なスポットは小樽港を中心とした市街地で見つけることができます。
小樽という名前は、アイヌ語で「砂の中を流れる川」を意味する「オタルナイ」または「オタ・オル・ナイ」という言葉が由来です。この地域の歴史は16世紀に本州から来た探検家が入植を報告した時まで遡ります。港湾都市としての小樽の近代史は、明治政府が北海道開拓使を設置した1871年に始まります。北海道における最初の鉄道が1880年に小樽市と札幌市の間に敷設されてから、急速な開発が続きました。現在も活気のある港湾都市であり、今日において小樽市は観光産業にその繁栄を見ることができます。
小樽市における年間の平均気温は8.6 °Cで、冬であっても北海道内の他の都市に比べて気候は厳しくはありません。
旅行者向け情報サイト
[編集]着く
[編集]鉄道で
[編集]札幌から向かう場合、小樽駅は北海道旅客鉄道(JR北海道)函館本線の主要な駅であり、高い頻度での運行が行われています。運賃は¥620で1時間に5本程度が運行しています。最も速い快速「エアポート」であれば30分で到着します。快速「エアポート」で新千歳空港から向かう場合は70分で到着します。
- 2 南小樽駅、北海道小樽市住吉町10番7号 。
車で
[編集]札幌市から車で25分ほどで小樽市に到着します。
フェリーで
[編集]小樽港は北海道屈指のフェリーターミナルで、札幌市にとても近いです。新日本海フェリー(+81 6-6348-1120)は小樽市と新潟市との間を18時間の所要時間、6,200円からの運賃で、そして京都市方面からは舞鶴市との間を20時間の所要時間、9,600円からの運賃で、それぞれ毎日運行しています。どちらも夜通しの航海となり、より高い運賃を支払うことで個室を利用することもできます(最も安い運賃では雑魚寝となります)。
移動する
[編集]
徒歩で
[編集]多くの歴史的建築物がレストランやお店などと近い距離にあり、徒歩での移動は簡単です(そして何より安い)。 徒歩での旅行計画でお勧めなのは、まず堺町本通りにある小樽オルゴール堂から歩き始めて、通り沿いに細い運河と交差するまで歩きます。その近くには日本銀行旧小樽支店金融資料館があります。そして運河が左に折れて河幅が広がるまで運河沿いに下っていきます。
観る
[編集]- 1 小樽運河、色内1丁目。電話番号:+81 134 32-4111。 小樽運河は1923年に完成しました。運河の両岸は歩道として整備されています。夜にはガス灯と歩道の灯りが運河を照らします。小樽駅から徒歩10分の場所にあります。 値段:無料。
- 2 小樽オルゴール堂、入船1-2-3。電話番号:+81 134 22-1108、ファックス:+81 134 21-2531、メール:[email protected] 。 オルゴールの発展に関する展示や、数々の名器を所蔵する博物館です。また、多種多様なオルゴールを揃えたお店も併設されています。有料で自分だけのオルゴールを作ることもできます。この博物館はぬいぐるみコレクションや骨董品博物館などを含む周辺地域の建築物群の一部でもあります。 営業時間:09:00-19:00。 値段:無料。
- 3 蒸気時計 (メルヘン交差点)。 小樽オルゴール堂の前にあるのはバンクーバー市が小樽市に寄贈した蒸気時計です。動力源は蒸気のみを用いており、毎時15分ごとにチャイムを鳴らします。また1時間ごとに汽笛を鳴らします。
- 手宮線跡地 (旧国鉄手宮線)、小樽市色内。 北海道初の鉄道の跡地、小樽寿司屋通りから小樽市総合博物館まで続く約1600mが、散策路として整備されています。 旧国鉄手宮線は、1880年に北海道で初めて開通した鉄道「官営幌内鉄道」の一部。幌内(三笠市)の炭山から石炭を港のある小樽市へ運ぶために敷かれた鉄道で、1985年には路線が廃線となりました。現在は小樽市によって鉄道跡地の整備が行われ、当時使っていた線路や踏切、遮断機を残し、約1.6kmの散策路として生まれ変わりました。 散策路沿いには、地域の人々により花壇が整備され、季節ごとに花を楽しむことができ、また、イベントも開催されます。
- 旧小樽倉庫 (運河プラザ)。 1890年から1894年にかけて建設された、北前船ゆかりある西出孫左衛門と西谷庄八によって建てられた倉庫。 日本遺産の「北前船」「北海道の心臓と呼ばれたまち・小樽」に認定されている。 中央は2019年から小樽縁のセレクトショップ「UNGA↑」、南側は1990年から2024年まで運河プラザ、2024年10月からルタオ運河プラザ店、北側は1985年から小樽総合博物館運河館として使用されている。
する
[編集]
- 小樽オルゴール堂での自分だけのオルゴール制作体験
買う
[編集]オルゴール。函館や札幌でも見かけるでしょうが、特に専門店が多いです。オルゴール販売を行う2つの博物館は一軒の価値ありです。特に穴の空いた厚紙を使って音を奏でる手回し式のオルゴールはお勧めです。
骨董品。小樽駅から運河方面に向かって進んでいくと、コウモリの怪物の像が掲げられたスリラーカラオケというカラオケ店があると思います。その交差点を右に曲がり、コンゲツドウという食堂が左手に見えるまで進みます。道の向かいに男女1人ずつの骨董品商がいるお店が小さな建ての建物の2階にあります。ここでは本物の着物をかなり安く手に入れることができるので訪れる価値がある場所です。ただ、あなたが外国人ならば、男性の骨董商と着物を最大50%まで値切らねばならないことがあるということを覚えておいてください。
ガラス細工。小樽市は日本の中でもガラス細工で有名な街として知られています。実用的なカップ、ボトル、お盆などから装飾的な魚の置物まで、あらゆる形態のガラス製品を購入できます。
食べる
[編集]小樽市は北海道で一番寿司が楽しめる街で、全国的にも上位にランク付けされています。北一の近くにある寿司屋は高額ですが、運河まで歩くと美味しい寿司がより安く楽しむことができます。
- 5 アンディアモ (Andiamo)、稲穂2-16-11。電話番号:+81-134-33-3733。 寿司やラーメンや天ぷらを十分に堪能した後に、とても伝統的で美味しいイタリアンピッツァを楽しむことができます。店主はとてもフレンドリーで店員は英語が堪能です。 営業時間:11:30-14:30, 17:30-20:30, 月曜定休。 値段:¥2000-3000。
安全に滞在する
[編集]北海道のほとんどの都市がそうであるように、小樽市の裏路地も冬に大量の雪が堆積する傾向にあります。滑り止めのついた靴を履いていきましょう。別の方法としては、あなたの靴に直接取り付けることができる金属の滑り止めを路面店で1,700円程度で購入することもできます。
飲む
[編集]泊まる
[編集]- 1 おたるないバックパッカーズホステル 杜の樹、Aioi 4-15 (南小樽駅から徒歩10分)。電話番号:+81 134 23-2175。 気さくなオーナーと面白い装飾がなされた一流の宿です。しかし犬との滞在が大丈夫である必要があります。 チェックイン:15:00。 チェックアウト:10:00。 値段:¥2800。
- 2 ホテルドーミーインPREMIUM小樽、稲穂3-9-1 (小樽駅から道路を挟んで右側)。電話番号:+81 134 21-5489、メール:[email protected]。 夜になると下の階にある食堂で、あらゆる顧客サービスにおいて定評のある眼鏡をかけた男性から、1杯の無料のラーメンを提供してもらうことができます。室内の電話の横に収納してあるLANケーブルを使うことで無料でインターネットを使うことができます。素敵で、清潔で、究極的なサービスを得られる客室です。 チェックアウト:11:00。 値段:ツインルームが¥6000。
- エミナ バックパッカーズ、緑2丁目15−17 (小樽駅前のバス停で3番乗り場から#9のバスに乗車し、シンセンバシというバス停で下車します(約10分)。または小樽駅から徒歩20分です。)。電話番号:+81 134-61-1279。 2011年4月に開業した寛げる宿です。英語の話せる老夫婦が切り盛りしています。とてもフレンドリーで愛想の良い雰囲気の方達です。男女の部屋は分かれていますが、厳密ではありません。1週間の滞在で料金は18,900円です。 チェックイン:14:00-20:00。 チェックアウト:11:00。 値段:¥3000/日。
- グランドパーク小樽、〒047-0008 北海道小樽市築港11-3。電話番号:+81-134-21-3111、メール:[email protected]。 客室は296部屋あります。 チェックイン:15:00。 チェックアウト:12:00。 値段:47米ドルから。
出かける
[編集]小樽市の交通手段 |
函館 ← 余市 ← | 南 ![]() | → 札幌 → 旭川 |
END ← | 西 ![]() | → 札幌 → 北 ![]() |