大阪・関西万博



大阪・関西万博

大阪・関西万博(おおさか・かんさいばんぱく)は、大阪府大阪市此花区夢洲で開催されている国際博覧会(万博)です。2025年4月13日から10月13日まで、184日間開催されています。

地図
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大阪・関西万博の地図

知る

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日本では2005年に開催された愛・地球博以来の大規模な万博で、大阪での開催は1970年以来55年ぶりです。今回の万博では「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに、158の国と地域が一同に集まり、未来の技術や社会課題の解決策を披露します。

入場方法

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万博に入場するためには事前に「万博ID」へ登録し、公式サイトやコンビニ、旅行代理店で入場券を購入する必要があります。

入場券には様々な種類があります。いつでも入場できる大人7,500円の「一日券」、平日午前11時から入場可能な大人6,000円の「平日券」、17時から入場可能な大人3,700円の「夜間券」があります。また、障がい者手帳等をお持ちの方とその同伴者および介助者には割引があります。その他、7月19日から8月31日まで毎日入場可能な大人12,000円の「夏パス」と、会期中毎日入場できる大人30,000円の「通期パス」も用意されていますので、会期中にたくさん来場したい方は検討してみてください。なお、会場ゲートでの販売はないため事前のご準備をお願いします。

入場券は入場の日時と入場するゲートを指定して予約した上で購入します。夏パスや通期パスも入場するごとに予約が必要です。時間ごとに予約枠が設けられており、満員の場合はその時間に入場することができません。多くの場合9時や10時は満員であることがほとんどで、特に東ゲートの人気が高いです。なお、購入後も入場時間と入場するゲートを無制限で変更できますが、入場日の変更は3回までしかできません。その上、入場日を変更するとこれまで取得したパビリオンの事前予約も無効となりますのでご注意ください。

着く

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アクセスマップ(2025年6月現在)

今回の万博は大阪で開催されています。大阪までのアクセスについては、大阪市#着くをご覧ください。

入場ゲートは西ゲートと東ゲートに分かれています。夢洲駅から来場の方は東ゲート、シャトルバスや高速バス、タクシーで来場の方は西ゲートから入場することになります。入場前に西ゲートと東ゲートの間を移動することはできません。

また、特大荷物やキャスター付きバッグを持ち込むことはできません。夢洲にはロッカーがありませんので、事前に大阪市内などでロッカーに預けた上でご来場ください。

鉄道で

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Osaka Metro中央線の車両

 C  Osaka Metro 中央線 の夢洲駅が最寄り駅です。夢洲駅に着いた来場者は東ゲートから入場することになります。朝晩の時間帯は大変混雑し、ゲートから夢洲駅まで長蛇の列ができ移動に時間がかかることが多いです。

  • 1 夢洲駅 
JRゆめ咲線で運行される臨時列車「エキスポライナー」

また、JRゆめ咲線の桜島駅からもアクセスできます。新大阪駅・大阪駅から桜島駅まで臨時列車「エキスポライナー」で直接アクセスできます。桜島駅からは西ゲートに直結する夢洲第1交通ターミナルまでシャトルバスが運行されており、料金は一律片道350円です。なお、桜島駅を始発から10時30分までに発車するシャトルバスは事前予約が必須ですのでご注意ください。

  • 2 桜島駅 

バスで

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  • 3 夢洲第1交通ターミナル

大阪近郊と万博会場を結ぶシャトルバスが運行されています。いずれのバスも前日までの事前予約が必須ですのでご注意ください。全てのバスは夢洲第1交通ターミナルに着き、西ゲートから入場することになります。発着地は以下の通りです。

  • 新大阪駅(阪急高速バス新大阪ターミナル)
  • 梅田(マルビル大阪・関西万博バスターミナル)
  • 大阪駅(うめきたグリーンプレイスバス駐車場)
  • 中之島(万博シャトルバスのりば)
  • 難波(南海なんば高速バスターミナル)
  • 天王寺(近鉄大阪阿部野橋駅 あべのハルカス前)
  • 上本町(近鉄上本町バスターミナル)
  • 堺駅・堺東駅(駅前バスターミナル)
  • JR尼崎駅

なお、郊外都市からは高速バスも運行されています。発着地は以下の通りです。

  • 京都
  • 三宮
  • 神戸空港・六甲フェリーターミナル
  • 姫路
  • 三田
  • 福井
  • 徳島
  • 高松
東京駅から万博会場に向かう夜行高速バス「EXPOグランドリーム1号」

また、遠方から万博会場に直接行くことができる夜行高速バスも運行されています。宿泊費を節約することができるほか、朝に到着するため午前中から滞在することができます。発着地は以下の通りです。

  • 中国地方
    • 広島
  • 中部地方
    • 名古屋、清水
  • 関東地方
  • 東北地方
    • 仙台

車で

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一般車で万博会場に入ることはできません。堺、舞洲、尼崎にあるP&R駐車場に車を停め、そこからシャトルバスに乗ってアクセスします。シャトルバスは夢洲第1交通ターミナルに到着し、来場者は西ゲートから入場することになります。

タクシーで

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タクシーで万博会場へアクセスする場合、夢洲第1交通ターミナルに到着し、西ゲートから入場することになります。桜島駅から約3000円で利用できます。

飛行機で

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伊丹空港や関西国際空港から万博会場へ直接行けるシャトルバスが運行されています。バスは夢洲第1交通ターミナルに着き、西ゲートから入場することになります。

船で

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水素燃料電池船「まほろば」
  • 4 夢洲浮桟橋(西)
  • 5 夢洲浮桟橋(東)

中之島ノースゲート、ユニバーサルシティポート、堺旧港、淡路交流の翼港からは旅客船でアクセスできます。旅客船は夢洲浮桟橋に到着し、そこからは無料のシャトルバスで西ゲート直結の夢洲第1交通ターミナルまで行くことができます。中でもユニバーサルシティポートからの便では水素燃料電池船「まほろば」が運行されており、移動しながら未来のモビリティを体験することができます。料金は高めですが、移動自体を楽しむことができるためおすすめです。

また、九州や四国からはフェリーでアクセスできます。夜行高速バス同様、宿泊費を節約しつつ移動でき朝に到着することから人気です。フェリーによっては万博の入場チケットとのセット販売も行っていますので利用の際は検討してみてください。名門大洋フェリーやオレンジフェリーの利用者は、大阪南港フェリーターミナルからシャトルバスに乗って会場にアクセスすることができます。それ以外のフェリーの利用者は港から各自で公共交通機関を利用して会場まで移動してください。

移動する

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会場内を周回するバス「e Mover」

会場内を周回するシャトルバス「e Mover」が運行されています。手動運転バスと自動運転バスの2つが運行されており、自動運転バスは始発から終点まで途中の停留所には止まりません。

また、パーソナルモビリティの貸出も行われています。

観る

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大屋根リング

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大屋根リングはこの万博の目玉となる全長約2kmの巨大木造建築物です。屋上には「スカイウォーク」と呼ばれる回廊があり、徒歩で一周することができます。

  • 1 大屋根リング 

パビリオン

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平日・土日祝関係なく連日人気で混雑しており、人気パビリオンには3時間を超える待ち時間を記録することがあります。また、予約しないと入場できないパビリオンがいくつかあるのでご注意ください。

パビリオンの予約は2カ月前抽選、7日前抽選、3日前先着、当日予約があります。3日前先着は3日前の午前0時に予約受付が開始されますが、開始時間間際になると予約サイトのアクセスが集中し、アクセスに1時間以上の待ち時間を要することが多いためご注意ください。また、当日予約はスマホだと取れない可能性が高いです。現地端末で予約した方が取れやすいですが、こちらも約1時間待ちの行列となることが多いです。なお、当日予約ではパビリオンを複数予約することができませんのでお気をつけください。

海外パビリオン

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海外パビリオンの多くは予約なしで入れますが、一部予約がないと入れないパビリオンがありますのでご注意ください。

エンパワーリングゾーン

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  • アイルランドパビリオン P01。 建物はアイルランドのトリスケルをモチーフにデザインされています。館内には、アイルランドの植物の香りを楽しめる香りのエリア、アイルランド系移民のラフカディオ・ハーンに関する展示、そしてアイルランドの民族音楽の演奏があります。
  • マレーシアパビリオン P02
  • コモンズA P03。 コモンズとは、パビリオンを持たない複数の国や地域が共同で出展しているパビリオンです。予約不要で入場でき、比較的混雑しないためスムーズに鑑賞できるため穴場スポットとしておすすめです。
  • ヨルダンパビリオン P04。 文化や観光名所のビデオ、ミュージカルストーン、訪問者が歩いたり触れたりできるワディラムの 22 トンの砂があります。
  • ペルーパビリオン(P05)

歴史と文化に関するビデオに続いて文化財の展示が行われます。

  • モザンビークパビリオン(P08)

ビデオに続いて文化財の展示が行われます。

  • フィリピンパビリオン(P09)
  • アメリカパビリオン(P11)

マスコットキャラクター「スパーク」とともに、キャッチーなテーマ曲に乗せて、アメリカ各地の風景と、アメリカの宇宙開発に関する展示を巡ります。テーマ曲は、英語ツアーでは英語、日本語ツアーでは日本語で演奏されます。中国語ツアーも1日2回開催されています。レストランも併設しています。

  • フランスパビリオン(P12)

ルイ・ヴィトンのアートインスタレーションとロダンの真正な手彫りが交互に展開される展示空間です。空虚な消費主義と深い文化遺産の奇妙な組み合わせが、なぜか統一感と感動を与えています。レストランも併設されています。

  • ベトナムパビリオン(P15)

小規模な展示で、衣装、再現された寺院、その他の展示物や資料が展示されています。特定の時間帯には、展示されている楽器を使った伝統芸能の演奏も行われます。

  • カタールパビリオン(P17)

国のダウ船を表現するように設計された内部の展示では、国と海との関係も取り上げられています。

  • UAEパビリオン(P18)

ナツメヤシの木でできた巨大な柱が特徴で、広々とした室内には様々な情報が散りばめられており、奥には3本のビデオが回転して映し出されています。レストランも併設されています。

  • カナダパビリオン(P19)

VRタブレットを実際のオブジェクトに向けるとカナダのさまざまなシーンが表示されるので、氷山やその他の展示物を歩き回ります。

  • ポルトガルパビリオン(P20)

海とそれを保護する必要性をテーマにしています。

  • コロンビアパビリオン(P21)

天井の蝶型のライトに導かれるようにパビリオン内を進むと、ガブリエル・ガルシア・マルテスが小説『百年の孤独』の執筆に使用した実際のタイプライター、コロンビアの品々を実際に触れることができる円形の展示室、そしてインフォメーションルームがあります。レストランも併設されています。

  • スイスパビリオン(P22)

マイクに向かって「未来社会」への願いを語り、願いを高く上げる本物のシャボン玉を作ることができます。

  • オーストリアパビリオン(P23)

自動演奏ピアノによる演奏を聴きながらオーストリアと日本の関わりの歴史のビデオを鑑賞したり、タッチスクリーンで音楽を作曲する体験を楽しめます。

  • ブラジルパビリオン(P26)

メインの建物内には、インフレータブルやブラジルに関する展示物、顔や手に部族の模様を描くための絵の具などが展示されたアート インスタレーションがあります。

  • クウェートパビリオン(P27)

クウェートの未来的なビジョンを描いたビデオと、砂漠から運ばれた実際の砂が収められており、日本や他の場所で感じた砂と触って比較することができます。

  • 中国パビリオン(P28)
  • 国際機関館(P29)
  • 国連パビリオン(P30)
  • 国際赤十字・赤新月運動館(P31)
  • バーレーンパビリオン(P34)
  • トルクメニスタンパビリオン P35。 国の紹介ビデオと文化遺産が展示されています。白馬をあしらったカラフルな建物は、万博で最も目を引くものの一つです。
  • 北欧館 P36。 アイスランド、フィンランド、デンマーク、スウェーデン、ノルウェーの共同出展です。豪華なラウンジがあります。広々としていますが、見どころは少ないです。レストランがあります。
  • マルタパビリオン(P37)

マルタの歴史に関するビデオと、1862年に福沢諭吉ら遣欧使節団からマルタに贈られた本物の武士の甲冑3着を展示しています。これらの甲冑は第二次世界大戦中に安全のために保管されて以来、展示されていませんでした。

  • チェコパビリオン(P38)

トウヒ材やボヘミアンガラスなど、チェコ共和国産の素材を用いて建てられています。壁にはアート作品が飾られ、ガラスを使ったアート作品も展示されています。

セービングゾーン

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  • コモンズC(S01)

コモンズとは、パビリオンを持たない複数の国や地域が共同で出展しているパビリオンです。予約不要で入場でき、比較的混雑しないためスムーズに鑑賞できるため穴場スポットとしておすすめです。

  • チリパビリオン(S02)

天井に織物があるが、ほとんどが空の部屋。

  • チュニジアパビリオン(S03)

投影された小さなパビリオンをうまく活用して、アラビア語で名前を書いてもらったり、プレートに名前を刻んでもらったり、外にいる男性から手作りの陶器をもらったりできます。レストランもあります。

  • カンボジアパビリオン(S04)

中央にアンコール・ワットのレプリカを置き、石造りの寺院の一部を再現しています。

  • アルジェリアパビリオン(S05)

AIの子供が登場するビデオを鑑賞できます。

  • バルト館(S06)

ラトビアとリトアニアの共同出展です。薬草とマスコットをモチーフにしたアートが展示されています。なお、エストニアは参加しませんでした。

  • EUパビリオン(S07)
  • ベルギーパビリオン(S08)

入場時にビスコフクッキーがもらえるのでお菓子好きにおすすめです。医療イノベーションとテクノロジーにおけるベルギーの重要性に焦点を当てた展示となっています。

夢に焦点を当てたインタラクティブな展示で、自分の夢を書き留めてプロジェクションドームに移動すると、自分の夢が現れて街の建設に役立ちます。

  • ブルガリアパビリオン(S12)
  • オランダパビリオン(S13)

光る球体をガイドに、オランダと水路の歴史を学びます。苦難の歴史から、水路の力を活用するための近代的な技術革新まで、様々な側面から学ぶことができます。11時以降は予約が必須です。

  • コモンズD(S14)

コモンズとは、パビリオンを持たない複数の国や地域が共同で出展しているパビリオンです。予約不要で入場でき、比較的混雑しないためスムーズに鑑賞できるため穴場スポットとしておすすめです。

  • オマーンパビリオン(S15)

プロジェクションマッピングとビデオ。

  • ハンガリーパビリオン(S16)

地元の植物の展示とフォークシンガーのコンサートがあります。レストランもあります。

  • コモンズE(S17)

コモンズとは、パビリオンを持たない複数の国や地域が共同で出展しているパビリオンです。予約不要で入場でき、比較的混雑しないためスムーズに鑑賞できるため穴場スポットとしておすすめです。

  • ポーランドパビリオン(S20)
  • ルーマニアパビリオン(S21)
  • 英国パビリオン(S22)

夢を「積み木」に見立てたテーマで、イギリスを舞台に、積み木のマスコットと娘が父親と会話する様子が描かれています。インタラクティブゲームもあります。レストランも併設されています。

  • アンゴラパビリオン S23。 (2025年5月時点ではオープンしていません)

コネクティングゾーン

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  • ネパールパビリオン C01。 2025年5月時点ではオープンしていません。
  • ルクセンブルクパビリオン(C02)

ルクセンブルクの生活についてのビデオと、ルクセンブルクを「ヨーロッパの中心」として紹介する展示があります。

  • ドイツパビリオン(C03)

パビリオンのライトアップマスコットが、日本語、英語、ドイツ語の3カ国語で案内します。パビリオンは、持続可能性と、都市の廃墟住宅の活用など、現代の課題解決に焦点を当てています。

  • 韓国パビリオン(C04)
  • コモンズF(C05)

コモンズとは、パビリオンを持たない複数の国や地域が共同で出展しているパビリオンです。予約不要で入場でき、比較的混雑しないためスムーズに鑑賞できるため穴場スポットとしておすすめです。

  • アゼルバイジャンパビリオン(C07)白いアーチと、アーチ間の水面を回転する木製の民族舞踊が特徴で、外観はおそらく最も美しい教会の一つです。内部では、かなり長いビデオ上映の後、アゼルバイジャンの文化財を展示したホールがあります。レストランも併設されています。
  • モナコパビリオン(C10)

3つの独立した建物で構成されており、最初の建物ではモナコの文化を紹介する映像、五感を刺激するタッチスクリーン、そしてちょっと安っぽいVR体験が楽しめます。他の建物は、小さな庭園とインタラクティブなプレイスペースのある屋外遊歩道沿いに位置しています。中央の柱とプロジェクションが美しい海事保護施設と、タッチパネルでモナコについて学べる小さな建物があります。ワインバーも併設されています。

  • トルコパビリオン(C11)

最大の見どころは、ライトアップされた太陽と月です。太陽は日本、月はトルコを表しています。パビリオン自体よりも、屋外のトルコアイスクリームとトルコ料理の屋台の方が人気です。

  • タイパビリオン(C12)

ビデオによる紹介の後の展示は食に焦点を当てています。タイ式マッサージの予約も可能です。レストランも併設されています。

  • スペインパビリオン(C13)

海に関する展示の後に、ポストカードがいくつか展示された鮮やかなオレンジ色の部屋が続きます。

  • サウジアラビアパビリオン(C14)

アラビア建築様式の建物が複数あり、それぞれに異なる展示が設けられています。中央エリアではパフォーマンスやデモンストレーションが行われます。夜間には建物のマッピングが行われます。カフェも併設されています。

  • オーストラリアパビリオン(C15)

木々に現れる地元の動物たちのビデオ表現で森を再現します。

  • インドネシアパビリオン(C16)

ユニークな動物が点在するスマトラ島の森が再現され、そして様々な民族の本物の刃物が展示されています。

  • インドパビリオン(C17)

このパビリオンは、啓蒙の象徴である蓮の花を模して建てられました。館内には、インドの革新に関するビデオやインドの文化財が展示されています。

  • ウズベキスタンパビリオン(C18)

大屋根リングと同じ木材を独自のデザインで使用した屋根へご案内する前に、この国の文化を紹介します。

  • セルビア共和国パビリオン(C19)
  • バングラデシュパビリオン(C20)

部屋のあちこちにさまざまなオブジェクトがあり、背景にはビデオが映っています。

  • セネガルパビリオン(C21)

国と店についての言葉が壁にあります。

  • エジプトパビリオン(C22)
  • コモンズB(C23)

コモンズとは、パビリオンを持たない複数の国や地域が共同で出展しているパビリオンです。予約不要で入場でき、比較的混雑しないためスムーズに鑑賞できるため穴場スポットとしておすすめです。

国内パビリオン

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国内パビリオンのほとんどは予約が必須です。当日予約の枠は一定の時間になると追加で開放されることがあります。

東ゲートゾーン

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  • 4 関西パビリオン E01。 「いのち輝く関西悠久の歴史と現在」をテーマに、滋賀京都兵庫奈良和歌山鳥取徳島福井三重の9府県が出展するパビリオンです。
  • 5 大阪ヘルスケアパビリオン Nest for Reborn E02。 カラダ測定ポッドで測定したデータから生成された25年後の自分のアバターと出会い、2050年の未来社会を体験できます。XD HALLではモンスターハンターを題材としたVR体験も楽しめます。いずれも予約が必須です。
  • 6 ウーマンズパビリオン in collaboration with Cartier E09。 外観は2020年に開催されたドバイ万博の日本館のファサードを再利用しています。
  • 7 日本館 E10  。 プラントエリア、ファームエリア、ファクトリーエリアの3つで構成されており、日本の「循環」に関する展示がされています。予約が必須な時間帯があります。

民間パビリオン

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民間パビリオンのほとんどは予約が必須です。当日予約の枠は決まった時間になると追加で開放されることがあります。

西ゲートゾーン

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東ゲートゾーン

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  • 16 NTT Pavilion E03。 日本電信電話(NTT)が出展するパビリオンです。次世代通信基盤「IOWN」を、3つのZoneで体験できます。中でもZone2では、テクノポップユニット「Perfume」のライブパフォーマンスを3D映像で見ることができ、あたかもPerfumeの3人が目の前にいるかのような体験ができます。予約が必須です。
  • 17 三菱未来館   E05。 三菱グループが出展するパビリオンです。オリジナルキャラクターのナナ・ビビと一緒に、深海から火星まで、そして40億年以上前から未来まで、空間や時空を超えた旅を体験できるシアター型パビリオンです。予約無しでも入場できる時間帯があります。
  • 18 パナソニックグループパビリオン「ノモの国」 E06。 パナソニックグループが出展するパビリオンです。結晶を手に、最新技術を駆使した非日常の世界を冒険する体験ができます。予約が必須です。
  • 19 住友館 E07。 住友グループが出展するパビリオンです。ランタンを持ち、森の中で様々な「いのちの物語」に出会う体験ができる探索型アトラクションです。最新技術で再現された森の空間は神秘的で、臨場感抜群。20分間の探索が終わると、最新の映像技術とダンサーによるパフォーマンスが融合して世界観が描かれるシアターを鑑賞します。予約無しでも入場できますが、待ち列が長くなると入場制限がかかります。また、回転率が低いため予約していても受付から入場まで20分以上かかることがあります。
  • 20 電力館 可能性のタマゴたち E08。 電気事業連合会が出展するパビリオンです。様々なミニゲームや体験を通して、未来における様々なエネルギーの可能性を知ることができます。予約が必須です。

シグネチャーパビリオン

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シグネチャーパビリオンとは、プロデューサー個人の主導で作られたパビリオンのことです。8人のプロデューサーがそれぞれの「いのち輝く未来社会のデザイン」を体現しています。

全てのシグネチャーパビリオンは予約が必須です。当日予約の枠は一定の時間になると追加で開放されることがあります。

シグネチャーゾーン

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  • 21 Better Co-Being X01。 宮田裕章氏がプロデューサーを務めるパビリオンです。
  • 22 いのちの未来 X02。 石黒浩氏がプロデューサーを務めるパビリオンです。本物のアンドロイドを用いて50年後や1000年後の世界が表現されています。「自然死を迎えるか、それともアンドロイドとして生きるのか」石黒氏の描く人間とアンドロイドが共存する未来は想像以上に深いテーマとなっています。予約が必須です。
  • 23 いのちの遊び場 クラゲ館 X03。 中島さち子氏がプロデューサーを務めるパビリオンです。予約が必須ですが、一部予約なしでも入れる部分があります。
  • 24 null² X04  。 落合陽一氏がプロデューサーを務めるパビリオンです。AI生成されデジタル空間に現れたもう一人の自分に質問をする体験ができます。予約が必須です。
  • 25 いのち動的平衡館 X05。 福岡伸一氏がプロデューサーを務めるパビリオンです。予約が必須です。
  • 26 いのちめぐる冒険 X06。 河森正治氏がプロデューサーを務めるパビリオンです。予約が必須な超時空シアター「499秒 わたしの合体」や「ANIMA!」など多彩な展示があります。
  • 27 EARTH MART X07。 小山薫堂氏がプロデューサーを務めるパビリオンです。予約が必須です。
  • 28 Dialogue Theater - いのちのあかし - X08。 河瀨直美氏がプロデューサーを務めるパビリオンです。移築された廃校舎の中で、来場者の中から無作為に選ばれた2人がテーマに沿って対話する様子を鑑賞します。誰が選ばれるかわからず、選ばれた人は知らない人と会話することになりますので、コミュニケーションに自信がない人には向かないかもしれません。予約が必須ですが、一部予約なしでも入れる部分があります。

その他パビリオンや見どころ

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  • 29 未来の都市パビリオン L05。 13社が合同出展するパビリオンで、計15のアトラクションを通して、Society 5.0が目指す未来社会を体験できます。予約なしでも入場できます。
  • 30 夜の地球 Earth at Night C09。 石川県輪島漆芸美術館所蔵の輪島塗でできた大型地球儀が展示されています。予約なしで入場できます。
  • 31 空飛ぶクルマ ステーション P07。 空飛ぶクルマに関する映像を鑑賞できます。予約が必須です。
  • 32 ロボット&モビリティステーション P14。 ドローンや自動車などが展示されています。時々デモンストレーションも行われます。
  • 33 フューチャーライフヴィレッジ L02、L03。 複数の企業団体により、「未来の食」「未来の文化」「未来のヘルスケア」を中心とした、日々の暮らしに近い分野の展示や発表があります。常設展示の他、イベントやステージもあります。

する

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