進行状況:
1)英語版から翻訳、合意形成待ち。原文は en:Wikivoyage:Itineraries &oldid=4301543, 2021年9月30日12:36 (UTC) 時点における SHB2000 さんによる版 (on maplines)。
2)2023年6月26日時点でWikivoyage:削除の方針#全般7を適用できるとのご指摘あり。

旅程とは固有のルート に従って巡る旅のガイドを指し、複数の目的地や観光名所を結んだり、見所や立ち寄り先のアドバイスなどが盛り込んであります。訪問先のページが地図上に点と点を記すことを目指すのに対して、旅程はそれらの点と点を結ぶ線分の説明をします。
旅程にふさわしいテーマとは
[編集]旅程の記事は固有のルートをたどる旅のガイドであり、単なる観光の日程 ではありません。例えば伝統的な巡礼の道ハッジ(英語版)やロンドン中心部サウスバンクの街歩き(英語版)、ハイキングの人気ルート(英語版)、あるいはまたテレビの人気番組『ワイヤー』のロケ巡り(英語版聖地巡り)などが参考になるでしょう。反対に「シドニーで1週間滞在」や「ブータンのおすすめ」などは旅程に含めないで、情報をそれぞれの都市または地域の記事に盛り込むようお願いします。
このテーマは旅程に適しているかどうか、次の質問2つに答えてみましょう。
- 固有のルートについて述べた旅程かどうか? アパラチア・トレイル(英語版)のような記事なら、複数の旅人がその内容に合意することができますが、コンセプトがあいまいな「スロヴァキア10日の旅」や「西アフリカの文化巡り」だと、個人の視点に偏りがちです。
- 旅程の内容は、ウィキボヤージュの他のページに載せた方が良いかどうか? 例えば「カイロの美術館・博物館巡り」という記事なら、都市としてのカイロ(英語版)の内容をわざわざ重複して記載することになりそうですし、それならメインページの「旅程」欄に特集してはどうでしょうか。
目安としては、ある主題を思いついたけれども旅程の記事にふさわしいかどうか迷ったなら、まず該当する都市や地域の記事内に、載せたい情報を加筆しましょう。その後、水茶屋で、その情報を使った旅程を書くと有意義かどうか質問を投稿するという手順がおすすめです。
どのような旅程であれ、地図ほどイメージを視覚化でき、具体的なプランを考える上で役に立つ情報源はありません。GeoJSON の複数の座標を使い、動的な地図(英語版)を作成する方法もありますし、すると「シベリア横断鉄道の旅」(英語版)や「バーサ・ベンツの足跡を辿る旅」(英語版)、「オレゴン・トレイル」(英語版)などが立体的に把握できます。もう一つの選択肢として静的な地図の描画(英語版)は描き上げるまでに時間こそかかりますが、細部の操作がしやすい点が優れています。
旅程の記事はどんな題名にするか
[編集]旅程の記事名を決めるとき、以下のガイドラインを参考にしてください。
- もしそのルートに使い古された名称があるなら、それを引き継ぎます。アンナプルナ往復(英語版)、ルート66(英語版)、カナダ横断ハイウェー(英語版)など。
- 歴史上の旅程であればマルコ・ポーロの足跡(英語版)と言い換えもできますが、ルート自体にルイスとクラークの遠征路(英語版)のように定着した名称がある場合は、それを使います。
- 出発点は著名だけれども終点がそれほど知られていない場合などは、著名な方を先に置いて香港から陸路で昆明へ(英語版)と言い換えると良いでしょう。
これらのガイドラインに沿った記事名なら、読者や投稿者に「これは旅程だな」と理解しやすいはずです。
「私的な」旅程
[編集]Wikivoyage では以前、「鉄道でヨーロッパ2ヵ月」や「東京1日旅」など主題が特定のルートではない旅程記事の作成を認めた時期がありました。ところが現在、この慣行は以下の理由から非推奨になりました。
- 「私的な」旅程では共同作業ではなく任意の記事作成を想定したものです。アラスカ・ハイウェー(英語版)などの旅程の記事なら、何を盛り込むか誰もが同意できるのに、「東京1日旅」だと、(多様な読者層ではなく)著者個人の好み中心にカスタマイズしてあるから、Wiki の利点が成り立ちません。
- 「私的な」旅程では、本来は主な目的地の記事に書くはずのコンテンツを重複して記しただけになりがちです。「バンコクの長い週末」という記事を考えると、バンコク(英語版)の記事に載せるべきものを除外してしまうと、それ以外に述べるべきコンテンツはないはずです。
- 「私的な」旅程記事は無限の組み合わせがあるため、読者にはどこに情報があるのかわかりにくいのです。「シドニーの週末」は良い記事かもしれませんが、題名が「シドニーの午後」でも「シドニー2週間」でも、「シドニー1ヵ月」あるいは「シドニーの週末番外編」であっても良さそうなことに変わりはありません。
では、旅行者にとって実際に役立つ旅程を保つため、「私的な」旅程には通常、適切な目的地である都市または地域の記事に「統合するべき」タグが付きます。ルートが公認されていない旅程も、場合によっては削除せずに残しますが、あるレベルの完全性と品質に達する記事を書いて、削除やリダイレクトを避ける必要があります。そのレベルの旅程のほとんどは、バッファローのイーストサイドの歴史的教会群(英語版)など、特定のテーマがあります。
未完の旅程は「時限1年で除去」
[編集]旅程のテーマにはあらゆるトピックを支えるため、記事として存続するには活発に編集するか、ある程度の完成度に達するという足切りが必要です(例外は著名度を満たすアラスカ・ハイウェー(英語版)あるいはアンナプルナ往復(英語版など)。そういう立場から、旅程のうち執筆開始から1年を経ても目立った改稿がないまま概要の段階(英語版)以下のページは、方針に従い削除の対象になります。
旅程を新たに書く
[編集]〈旅程から流用できるはず〉 To create an itinerary, use the search box or create a redlink to it, and follow the redlink. Choose "Itinerary" among the black links above the edit window, to pre-fill the page with the standard section headers. Open en:Wikivoyage:Itinerary article template in another window to see what should go into the sections (you could also use that page to paste the outline into your edit window, with or without the instructions).
The route description is the main part of the itinerary. What it looks like varies considerably. It must be complete enough for readers to follow it, but how much to write on the environment and sights on the way depends on the nature of the itinerary. Things told in the destination articles of places the itinerary goes through mostly do not have to be repeated: when you suggest overnighting in a certain city, you don't need to list hotels – if a specific hotel suits your theme, by all means mention it, but contact details can still be left to the city article.
If you would like to get a map line on the itinerary, use the tutorial on en:WV:Lines.
リンク類
[編集]旅程は通常、関連する地域または目的地の記事の「見る」の小見出しとして「旅程」欄に記します。長い旅程で「カナダ横断ハイウェイ」のような場合は、途中の立ち寄り先である都市(または公園)の記事の「次へ」に掲載されます。
さらに、旅程は旅程のページ(または関連の下位ページ)にリストしてあります。
関連項目
[編集]- Wikivoyage:旅程の記事のテンプレート(英語版)
- Wikivoyage:旅程の段階(英語版)
- 旅程(英語版)
- 旅の話題(英語版)
- 歴史上の旅(英語版)、架空の旅行(英語版)、旅の文学(英語版)。文学作品の中には、その構成をそのまま旅程として再現できるものもあります。(例=『80日間世界一周』英語版、フランス語原題le tour du monde en 80 jours)