中央区
中央区(ちゅうおうく)は大阪市にある地区である。
知る
[編集]心斎橋・難波・道頓堀といった繁華街と、北浜、淀屋橋、本町のオフィス街と、街のシンボルである大阪城天守閣・公園がある区である。また、南海電鉄難波駅北側一帯の繁華街を通称「ミナミ」と呼ぶ。大阪の中心というべき地区ともいえる。
着く
[編集]飛行機で
[編集]関西国際空港から南海電気鉄道の特急「ラピート」(指定料金¥510が必要)もしくは空港急行で終点のなんば駅下車。
伊丹空港からは大阪モノレールで千里中央に行き、北大阪急行電鉄~地下鉄御堂筋線で淀屋橋・本町・心斎橋・なんば駅下車。またはリムジンバスでなんば駅前・OCAT下車。
鉄道で
[編集]大阪駅(梅田)、新大阪駅からは大阪市営地下鉄御堂筋線で淀屋橋、本町、心斎橋、なんばのいずれか、または四つ橋線の本町、四ツ橋、なんば駅を利用。また南海電鉄で難波駅、京阪電車で天満橋、北浜、淀屋橋のいずれかなどを利用出来る。
奈良方面からは近鉄の快速急行で大阪難波駅下車、または関西本線の快速でJR難波駅下車。JRの場合は天王寺駅で地下鉄御堂筋線に乗換、なんば駅で下車も可能。
阪神なんば線の開通により神戸方面から奈良まで直通になりUSJや京セラドーム大阪へのアクセスも向上した。
バスで
[編集]基本的になんば経由は大阪シティエアターミナル(地下はJR難波駅)に停車する他、南海バスとの共同運行便はスイスホテル南海大阪の5階にある南海なんば高速バスターミナルに停車する場合が多い。
船で
[編集]名門大洋フェリー発着の南港より電車「ニュートラム」に乗車後、住之江公園で乗換、地下鉄四つ橋線でなんば駅下車。なんば駅の構造が分かりにくい場合は1駅手前の大国町駅で御堂筋線に乗り換えることもできる(混雑に注意)。
また、泉大津発着の阪九フェリーを利用の場合は岸和田観光バスが運行するなんば(OCAT)行きに乗車すると便利。
観る
[編集]- 大阪城公園、中央区大阪城。JR大阪城公園駅下車。 値段:無料。
大坂城特別史跡地に所在する106.7 haの歴史公園。梅の名所として知られている。
大阪城公園内にある天守閣。豊臣秀吉による天守閣は1615年の「大坂夏の陣」後に破却され、江戸時代に2代将軍秀忠によって徳川家による大阪城天守閣が構築されたが、1665年に落雷で焼失した。現在の天守閣は昭和初期に大阪市民の募金によって再建されたものであり、世界初の鉄骨鉄筋コンクリート造の建物として国の登録有形文化財となっている。設計は重要文化財『大坂夏の陣図屏風』に描かれている天守閣をもとになされたもので、市内にそびえたつその姿は中世から続く都市・大阪のシンボル的建築となっている(ちなみに、歴代の天守閣のうち現在のものが最も長い期間建っている)。天守閣内には多くの歴史展示がある。
古代から近世までの大阪の歴史を展示している博物館。大阪以外のテーマの特別展もある。
- 緒方洪庵が開いた私塾。文化財として残されている。適塾、大阪市中央区北浜3-3-8。
- 道頓堀グリコサイン、道頓堀にかかる戎橋の横。 大阪の代表の一つといえる看板で、2003年4月11日に大阪市指定景観形成物に指定された。凝った看板で歴史も長く、時代によってマイナーチェンジが頻繁である。時間によって様々な色になったり、たまにランナーが別の衣裳を着る。但し地元の人は代表とは考えない人が多い。2014年8月17日をもって5代目のサインのお披露目を終えリニューアル工事に入り、2014年10月23日に6代目がお披露目された。6代目は1972年に設置された4代目から続くデザインを踏襲し、省エネ性に優れたLED照明を採用したエコ看板で、日没から24時までLED点灯している。
遊ぶ
[編集]- とんぼりリバーウォーク、道頓堀川。 道頓堀川の遊歩道。
- とんぼりワッショイ、とんぼりリバーウォーク。 とんぼりリバーウォークで、毎年春と秋に開催されているアートイベント。
買う
[編集]難波
[編集]大阪を代表する繁華街ミナミの玄関口。
道頓堀
[編集]- ヨーグルトランド なんば店、中央区難波1-4-10 h+ビル1階。電話番号:(06) 6212-4910。 フローズンヨーグルトのセルフサービスの店。 営業時間:[月~金] 11:00~24:00、[土・日・祝] 10:00~24:00。
心斎橋
[編集]- 大丸心斎橋店、中央区心斎橋筋1-7-1。市営地下鉄心斎橋駅下車。電話番号:(0)6-6271-1231。 関西地盤の老舗百貨店で、大丸の本店。重厚な名建築様式で有名。 営業時間:10:00~20:00。
- 心斎橋OPA、大阪市中央区西心斎橋1丁目4-3。市営地下鉄心斎橋駅下車。 若者向けのファッションビル。
- 7 アメリカ村、市営地下鉄心斎橋駅下車 。
- PABLO心斎橋店 (パブロ)、中央区心斎橋筋2-8-1 心斎橋ゼロワンビル1F。電話番号:(06) 6211-8260。 チーズタルトの専門店。 営業時間:10:00~23:00。 値段:焼きたてチーズタルト1ホール ¥780。
その他
[編集]- 京阪シティモール、大阪市中央区天満橋京町1-1 京阪電気鉄道・地下鉄谷町線・天満橋駅構内。電話番号:(06) 6944-5088。 京阪電気鉄道グループのショッピングセンター。 営業時間:ショッピング10:00~21:00/レストラン11:00~23:00。
食べる
[編集]安食堂
[編集]- ゼー六、中央区本町1-3-22。電話番号:(06) 6261-2606。 モナカアイスと珈琲の店。 営業時間:9:00~18:00(土~15:00) 土日祝休(第1・3土曜は営業)。 値段:モナカアイス¥200、コーヒー¥200など。
- 自由軒、中央区難波3-1-34。電話番号:(06) 6631-5564。 作家・織田作之助も通っていた、カレーとライスをすでに混ぜてあり、生卵とウスターソースを混ぜて食べる「名物カレー」が有名。みやげ物にある「せんば自由軒」とは関係ない。 営業時間:11:20~21:20。 値段:名物カレー¥650など。
- 夫婦善哉、大阪市中央区難波1―2―10 法善寺MEOUTOビル1F。電話番号:(06) 6211-6455。 2つの椀で1人前。メニューはぜんざいのみ。織田作之助の小説で有名。 営業時間:10:00~22:00。 値段:¥800。
- 加寿屋 法善寺、中央区難波1丁目5-20。電話番号:(06) 6211-1291。 法善寺横丁にある「かすうどん」専門店。かすうどんとは、ホルモンを油でじっくり揚げた「油かす」を入れたうどんのこと。 営業時間:11:00~29:00。
- どうとんぼり神座 (かむくら)、大阪市中央区道頓堀1丁目7-25。電話番号:(06) 6211-3790。 有名なラーメン店。 営業時間:平日11:00~22:00、金・土・日祝前日11:00~23:00。
- 551蓬莱 なんばウォーク店、中央区難波2 なんばWALK 1-4。電話番号:(06) 6213-0704。 なんばウォークにある「551蓬莱」。お得なランチセットが提供されている。 営業時間:11:00~22:00、定休日 第3水曜。
- 千とせ、中央区難波千日前8-1。電話番号:(06) 6633-6861。 吉本芸人御用達のお店。肉吸い(写真・肉うどんのうどん玉抜きのもの)は人気メニュー。 営業時間:10:30~14:30(売り切れ次第終了)、定休日 火曜。 値段:肉吸い¥580など。
- 金久右衛門 道頓堀店 (きんぐえもん)、中央区道頓堀1-4-17。電話番号:(06) 6211-5502。 関西を代表する醤油ラーメン専門店。 営業時間:11:00~翌8:00。 値段:大阪ブラック(こだわり煮玉子入り) ¥850。
- インデアンカレー、中央区難波1-5-20 地下鉄なんば駅14番出口すぐ。電話番号:(06) 6211-7630。 老舗のカレー店。カレー以外メニューがない。 営業時間:11:00~20:00。 値段:インデアンカレー¥730。
- はり重 カレーショップ、中央区道頓堀1-9-17。電話番号:(06) 6213-4736。 カレーのほか牛丼の「ビーフワン」が名物。 営業時間:11:00~21:30 火曜休。 値段:カレー¥600、ビーフワン¥700など。
- 甲賀流、中央区西心斎橋2-18-4。電話番号:(06) 6211-0519。 たこ焼き。店名は創業者が甲賀市出身のため。マヨネーズをかけるのはここが発祥。 営業時間:11:00~20:00(金土祝前日~22:00)。
- 串カツ しろたや、中央区道頓堀1-7-21中座くいだおれビル3F。電話番号:(06) 6213-1360。 身長195cmの大食い大魔神でおなじみの白田信幸(ジャイアント白田)がプロデュースする串カツ屋で、2009年7月にオープンした。 営業時間:11:00~23:00、無休。 値段:食べ飲み放題プラン¥3,500など。
- 1 AKB48 CAFE & SHOP NAMBA、中央区難波千日前11-6 なんばグランド花月ビル1F。電話番号:(06) 6647-4848。 AKB48公式カフェ。コンセプトは「AKB48を観て、聴いて、食べて、語れる場所」。ショップも併設。AKB48グループのファンでにぎわっている。 営業時間:平日11:00~21:00、土~日曜・祝日10:00~21:00、不定休。 値段:渡辺麻友の肉と枝豆、柏木由紀の角煮バーガー、山本彩のチヂミ、武藤十夢のラーメン、横山由依のアラビアータ、山田菜々美の定食、藤田奈那のうどん、峯岸みなみのプレートはいずれも¥1,050、宮脇咲良のパフェ、谷口めぐのパフェ、坂口渚沙のケーキ、他一点はいずれも¥800など。
- 2 saq * cafe、中央区西心斎橋1-10-35 アルシュ11二階A号室。 元NMB48の島田玲奈が経営するカフェで、2015年7月7日にオープンした。「純喫茶」を標榜し、昔ながらの喫茶店の良さを出すために、コーヒーと紅茶の味には特にこだわった。近くにAKB48 CAFE & SHOP NAMBAがあり、さらに島田がNMB48在籍当時は非選抜メンバーで「元NMB48」を積極的にアピールしていないため、AKB48グループのファンのたまり場にはなっていない。素材にこだわったぶん、値段は高め。 営業時間:11:00~20:00。 値段:サイフォン式プレミアムコーヒー¥600、セイロンティー¥600、トースト¥300、国産A5ランク黒毛和牛カレー(一日限定20食)¥1,300など。
- おかる、大阪市中央区千日前1-9-19 地下鉄なんば駅徒歩5分。電話番号:(06) 6211-0985。 お好み焼店。マヨネーズでアートする。 営業時間:12:00~14:30/17:00~22:00 木曜休。 値段:スペシャル¥1200、モダン焼き+¥150など。
- 平岡珈琲店、大阪市中央区瓦町3-6-11 地下鉄本町駅徒歩3分。電話番号:(06) 6231-6020。 珈琲専門店。ドーナツも人気。 営業時間:月~金7:30~18:00/土7:30~14:00 日祝休。 値段:珈琲¥380、ドーナツ¥150。
中級
[編集]- 道頓堀美津の (どうとんぼりみづの)、大阪市中央区道頓堀1-4-15 地下鉄なんば駅徒歩5分。電話番号:(06) 6212-6360。 お好み焼の老舗。 営業時間:11:00~21:00。 値段:山芋焼¥1620など。
- かに道楽本店、中央区道頓堀1。電話番号:(06) 6211-8975。 大きなカニが脚をバタバタと動かす看板が、全国的に有名であり、グリコの看板・づぼらやのふぐ提灯と並んで道頓堀のシンボルの一つ。もはや全国チェーン店化したので、大阪独特のイメージは無くなったものの、道頓堀にある本店は相変わらず人気がある観光名所。なお道頓堀には、本店以外にも東店・中店がある。味は普通なものの、メニューが豊富なので色々とカニ料理が楽しめる。 営業時間:11:00~23:00。
- 551蓬莱 戎橋本店、中央区難波3-6-3。電話番号:(06) 6641-0551。 551蓬莱の創業の地。大阪名物の出来立て豚まんを食べることができる。 営業時間:11:00~22:00、定休日 第3火曜。 値段:豚マン2個¥340など。
- 北極星 本店、中央区西心斎橋2-7-27、道頓堀から徒歩5分。電話番号:(06) 6211-7829。 オムライス発祥のお店。全席座敷で非常に落ち着いた雰囲気。 営業時間:11:30~21:30。 値段:ハム入り¥740など。
- 重亭、中央区難波3丁目1-30。電話番号:(06) 6641-5719。 ハンバーグが名物の老舗洋食屋。 営業時間:11:30~15:30 17:00~20:30。 値段:ハンバーグ¥1,100など。
高級
[編集]- 正弁丹吾亭、中央区道頓堀1-7-12。電話番号:(06) 6211-3208。 法善寺横町の、歴史ある和食処。織田作之助の「夫婦善哉」にも登場する。 営業時間:17:00~21:30。 値段:コース¥5,775~。
- 美々卯 本店 (みみう)、中央区平野町4-6-18。電話番号:(06) 6231-5770。 「うどんすき」で有名な老舗料亭。 営業時間:11:30~21:30(12月は22:00まで)定休日 日曜・祝日。
飲む
[編集]- 法善寺横丁、中央区難波1丁目付近。 法善寺の北側にある細い通り。老舗の割烹やバーなどが並ぶ。
- 宗右衛門町、中央区。 昔の花町。盛り場が並ぶ。
- YAKATA de Voce (ヤカタジヴォッセ)、中央区難波1-6-18ディキシービル4階。電話番号:(06) 6211-4157。 ジャズとボサノバのバー。 営業時間:12:00~16:30 18:00~24:00。
- 蟻、中央区難波千日前3-3。電話番号:(06) 6633-4649。 場末のスナック。飲み放題・食べ放題・唄い放題1時間¥2,000。 営業時間:[月~土] 18:00~26:00、[日・祝] 18:00~24:00。
泊まる
[編集]安宿
[編集]- カプセルホテル 朝日プラザ心斎橋、中央区西心斎橋2-12-22 地下鉄心斎橋駅・四ツ橋駅徒歩5分。電話番号:(06) 6213-1991。 アメリカ村のカプセルホテル。男女あり。 値段:¥2,990より。
- ゲストハウス由苑、中央区上町1-5-8。JR環状線玉造駅より徒歩10分、地下鉄長堀鶴見緑地線より徒歩5分。電話番号:(06) 7503-4394。 大阪の隠れ家ゲストハウス。外国人バックパッカーに人気。小さなゲストハウスだが、古い日本家屋の2階を改装しており、全室和室。1階のカフェで朝食サービスもあり。大阪城まで歩いていける好ロケーション。 値段:男女別ドミトリー:¥2,400・¥2,600/人~、ツイン個室:¥3,000/人。
- ビジネスホテルニッセイ、中央区難波千日前4-31。電話番号:(06) 6632-8111、ファックス:(06) 6643-2665。 グランド花月の近くにあるビジネスホテル。 チェックイン:15:00。 チェックアウト:11:00。
- ファーストキャビン 御堂筋難波、中央区難波4-2-1 難波御堂筋ビル4F。電話番号:(06) 6631-8090。 飛行機のファースト クラスをイメージした簡易宿泊所。 御堂筋線「なんば駅」 13番出口直結。
中級
[編集]- T'POINT、中央区東心斎橋1-6-28。市営地下鉄心斎橋駅・長堀橋駅から徒歩5分。電話番号:(06) 6251-7170。 通常のビジネスホテルよりは少し値が張るがDVDや洗濯乾燥機などがそろっており便利。風呂にも男性用アメニティとしてヘアトニックなどが用意されている。朝食も値段の割には結構充実している。難点は人手が足りないのかチェックイン時に少し待たされること。建物内の壁面の一部に修繕されていない箇所があったり、風呂場の換気扇がバスタブの真上にありカーテンレールが天井に直接ついているためカーテンを完全に閉めると気圧の関係でカーテンが体にまとわりついてくるなどの難点もある。全室無料LAN接続。 チェックイン:15:00。 チェックアウト:11:00。 値段:S¥8,000~。
- ホテルトラスティ心斎橋、中央区南船場3-3-17。電話番号:(06) 6244-9711、ファックス:(06) 6244-9744。 レストランでは常時200種類ものワインがストックされている。 チェックイン:15:00。 チェックアウト:11:00。 値段:S¥9,400~。
- 1 大阪帝国ホテル、中央区西心斎橋2丁目8番17号 (なんば、道頓堀から徒歩約3分のところにあるビジネスホテル。)。電話番号:(06) 6211-8151、ファックス:(06) 6211-8539。 道頓堀グリコサインの写メをチェックインの際に提示すると、チェックアウトが1時間延長され、午後12時になる。詳細はウェブサイトで。北区にある帝国ホテル 大阪とは無関係。 チェックイン:15:00。 チェックアウト:11:00。 値段:シングル¥6,500~、セミダブル¥8,000~など。
高級
[編集]最高級
[編集]- 2 スイスホテル南海大阪、中央区難波5-1-60。電話番号:(06) 6646-1111 。 追加情報:★★★★★。 チェックイン:15:00。 チェックアウト:11:00。 値段:¥58,500~。
- ホテルニューオータニ大阪、中央区城見1-4-1。電話番号:(06) 6941-1111、ファックス:(06) 6941-9769。 大阪ビジネスパーク (OBP) に立地するホテル。キャッスルビューの客室からは大坂城が眺められる。 値段:S¥22,050~、T¥35,700~。
- ホテル日航大阪、中央区西心斎橋1-3-3。電話番号:(06) 6244-1111。 本町・淀屋橋などのビジネス街やアメリカ村・道頓堀などの観光やショッピングゾーンにも徒歩圏内。 チェックイン:15:00。 チェックアウト:12:00。